2012/1/4

バルト三国

リトアニア、原発建設で日立・GEと基本合意

この記事の要約

リトアニアのエネルギー省は26日、日立と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の合弁会社であるGE日立ニュークリア・エナジーとヴィサギナス原発の建設で基本合意したと発表した。同コンソーシアムは今年7月に同国政府から優先交渉権 […]

リトアニアのエネルギー省は26日、日立と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の合弁会社であるGE日立ニュークリア・エナジーとヴィサギナス原発の建設で基本合意したと発表した。同コンソーシアムは今年7月に同国政府から優先交渉権を取得していた。正式契約は2012年半ばを予定している。

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新原発には、福島第1原発のBWR(沸騰水型軽水炉)の改良型であるABWR(改良型沸騰水型軽水炉)が採用され、発電能力は1,300メガワットとなる。2009年末に閉鎖されたイグナリナ原発の代替発電所として、2020年の稼働を目指す。今回のプロジェクトはラトビア、エストニアとの共同事業で、バルト3国のエネルギー供給安定を確保し、ロシアの天然ガスへの依存度を下げるのが狙い。総工費は約40億ユーロと推定されている。

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