ハンガリー国家メディア通信庁(NMHH)が実施した900メガヘルツ帯の周波数割り当てで、国内の移動通信3社がそれぞれ新たに周波数帯を獲得した。現地紙『マジャール・ネムツェト』が20日付で報じた。NMHHによる公式発表は30日となる予定。
\マジャールテレコムは2メガヘルツの帯域幅を109億2,000万フォリントで落札。ボーダフォンも同じく2メガヘルツを156億6,000万フォリント、テレノールは1.8メガヘルツを72億9,000万フォリントで取得した。
\NMHHは昨年8月に競売による周波数帯割り当てを予告。5メガヘルツの帯域「A」の最低入札価格を40億フォリント、1メガヘルツの帯域「B」は各7億フォリント、0.8メガヘルツの帯域「C」は各5億6,000万フォリントに定めた。
\すでに国内で事業を展開する3社のほか、郵政公社マジャール・ポスト、国営電力MVM及びハンガリー開発銀行(MFB)から成る企業連合が競売への参加を許された。ルーマニアのRCS&RDSとベトナムのベトテルは登録手続きに不備があったため、参加できなかった。
\(1HUF=0.33JPY)
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