中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2012/1/25

CIS諸国

ウクライナの電力輸出が拡大

この記事の要約

ウクライナの電力輸出は2011年に64億3,300万キロワット時となり、前年から52.5%拡大したことが明らかになった。13日付けのインタファクス通信が、エネルギー省の統計を引用して報じた。\ 報道によると、ウクライナの […]

ウクライナの電力輸出は2011年に64億3,300万キロワット時となり、前年から52.5%拡大したことが明らかになった。13日付けのインタファクス通信が、エネルギー省の統計を引用して報じた。

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報道によると、ウクライナのブルシチンスク火力発電所からハンガリー、スロバキア、ルーマニアの3カ国への電力輸出は前年比160%増の30億9,100万キロワット時に増加した。また、昨年10月から開始したポーランドへの輸出は5,960万キロワット時だった。一方、ベラルーシへの輸出は前年比12.9%減の25億6,200万キロワット時だった。減少の理由としてインタファクスは、ベラルーシが外貨不足を理由にガス代金の支払いを延滞したため、5月と6月に輸出をストップしたからだと説明している。このほか、モルドバへは前年比の26倍の6億6,560万キロワット時を、ロシアには30.3%減の5,550万キロワット時を輸出した。

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