米物流大手フェデックスは、ポーランドの運送会社オペク（Opek）を1億ズロチで買収する。ポーランドの日刊紙『ジエンニック・ガゼタ・プラウナ』が報じた。今年半ばには買収手続きを完了する見通しだ。
\オペクは1994年に設立され、現在は年間720万個の貨物を取り扱っているが、そのうち国外向けの割合は0.01％に過ぎない。フェデックスの傘下に入ることで、オペクの国際運送分野が強化されると期待されている。また、ポーランド国内では電子商取引の拡大に伴い安価でスピーディーな配送サービスへの需要が高まっており、フェデックスのグループ会社になることはプラスに働くと見られている。
\『ジエンニック・ガゼタ・プラウナ』紙によると、ポーランドの配送サービス費用は他のEU加盟国と比べ20～25％割高となっており、フェデックスの進出で競争が進み価格低下につながることが期待される。
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