中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2012/2/22

ロシア

モスクワ市、エコバスを大量導入

この記事の要約

ロシアのモスクワ市が環境に優しいエコバスを2,000台以上導入する。同市の資源・環境保護局のクルバチェフスキー局長がこのほど現地紙『モスクワタイムズ』のインタビューの中で明らかにした。EUの排出ガス基準「ユーロ4」以上に […]

ロシアのモスクワ市が環境に優しいエコバスを2,000台以上導入する。同市の資源・環境保護局のクルバチェフスキー局長がこのほど現地紙『モスクワタイムズ』のインタビューの中で明らかにした。EUの排出ガス基準「ユーロ4」以上に対応する最新型バスを導入する予定という。

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モスクワ市が2010年に実施した環境調査では、大気汚染度はロシア最悪のレベルだった。モスクワ市内の交通量は毎年劇的に増え続けている。また、夏に自然発生する山火事による煙害や騒音問題も深刻だ。街頭の騒音レベルを示す騒音測定器の設置個所を大幅に増やすことも現在計画している。

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モスクワ市は先頃、三菱自動車の電気自動車「アイ・ミーブ」を10台購入するなど、環境への取り組みを市民にアピールしている。

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