米国の再生可能エネルギー開発会社、プレミアパワーが3月初め、ブルガリアで太陽光発電（PV）プラントの建設を着工した。チェコのプロジェクト開発・エンジニアリング会社Plaan Czech との共同開発プロジェクトで、黒海沿岸のヴァルナ近郊の旧Zdravets炭鉱の敷地を利用して設置される。名目発電能力は16.2MW。今年第2四半期中に完成を予定している。
\プレミアパワーの欧州担当副部長のペールソン氏によると、中東欧諸国では再生エネルギーへの取り組みが加速していることから、同社は市場成長性に期待し事業を強化する方針だ。ブルガリアは中東欧の南に位置し、太陽光発電に最適な地理条件を備えていることに加え、政府の投資奨励策も魅力的だ。電力買い取り価格（フィードインタリフ）は20年契約の場合1kwhあたり0.30米ドルとなる。
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