チェコ統計局（CSU）が13日発表した2012 年1月の鉱工業生産は前年同月比3.2％の上昇となり、上げ幅は前月の2.0％から拡大した。労働日数調整後では0.7％上昇。新規受注も好調で、14.9％の大幅増となった。前月比（労働日数調整後）では0.6％減少した。
\製品分野別に見ると、自動車・けん引車両が前年同月比.8％、電気機器が17.4％、化学製品が9.7％の幅で上昇。基礎金属は5.1％、電子機器・コンピュータ・光学機器は6.3％の低下となった。鉱工業の売上高（価格調整前）で前年同月を7.7％上回り、このうち輸出高は12.8％増えた。
\一方、建設業では生産高が前年同月を5.3％下回り、建設ブームだった2008年1月に比べ35.7％も落ち込んだ。ビル建設が3.2％減、公共土木建設が12.7％減と低調だった半面、住宅建設は着工件数が10.2％増、完成戸数が27.2％増と活況を呈した。CSUによると、1月の建設許可件数は前年同月比6.2％増の6,761件で、総投資額（申請ベース）は約239億コルナに上る。
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