中欧4カ国を対象に中欧世論調査機関(CEORG)が行った景況感調査で、チェコ国民の景気見通しが最も悪いことが明らかになった。
\現状評価ではポーランドが最も良好で、チェコ、スロバキア、ハンガリーと続いた。今後についてもポーランドがトップ。以下、スロバキア、ハンガリー、チェコの順となった。
\ポーランドでは現状を「良い」とみている人が22%、「悪い」とした人は36%だった。チェコは「良い」が7%、「悪い」が62%、スロバキアは「良い」が3%、「悪い」が76%、ハンガリーは「良い」が1%、「悪い」が85%だった。
\今後の見通しについては、4カ国すべての国民が悪くなると予想している。
\ポーランドで「変わらない」と答えた人が44%で最も多く、「悪くなる」とした人は36%だった。「良くなる」は12%だった。スロバキアは「変わらない」が37%、「悪くなる」が46%、「良くなる」が11%、ハンガリーは「変わらない」が27%、「悪くなる」が54%、「良くなる」が12%だった。
\チェコは実に73%が「悪くなる」と予想。「変わらない」は20%、「良くなる」は4%にとどまった。(表を参照)
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