チェコの3月小売売上(自動車関連を含む)は季節・インフレ調整前で前月を0.4%上回った。前年同月比では営業日数調整後で1.5%増となった。今年第1四半期の小売売上は前年同期比0.9%増で、非食品小売が2.9%増と伸びた半面、食品は2.0%落ち込んだ。チェコ中央統計局が7日発表した。
\特に専門小売業者の販売が好調で、情報通信機器が前年同月比12.5%増、靴・衣料品が10.7%増、文化・娯楽用品が6.3%増と大きく売上を伸ばした。一方、食品関連の販売は低調で、スーパーマーケットなど食品・飲料・タバコ製品を主力商品とした非専門小売業が2.1%減、同商品群の専門小売業が1.8%減となった。ネット・通信販売の売上は1.1%の小幅増にとどまった。
\自動車販売・サービス業の売上は前月比で0.9%増。営業日数調整後で前年同月比1.4%増となった。ただ、調整前では1.7%減で、自動車・部品の売上は0.9%減となり9ヵ月ぶりに下向いた。サービス(点検・修理)も6.2%の大幅減となった。
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