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2012/5/30

ポーランド

ポーランドのコア・インフレ率が加速、4月は2.7%

この記事の要約

ポーランド国立銀行(NBP)が22日発表した4月のコアインフレ率(価格変動の大きい食品とエネルギーの価格を除く)は前年同期比で2.7%となり、前月の2.4%から0.3ポイント上昇した。ダウジョーンズ通信のアナリスト中央値 […]

ポーランド国立銀行(NBP)が22日発表した4月のコアインフレ率(価格変動の大きい食品とエネルギーの価格を除く)は前年同期比で2.7%となり、前月の2.4%から0.3ポイント上昇した。ダウジョーンズ通信のアナリスト中央値は2.6%で、これよりもやや高い水準となった。前月比では0.5ポイント上昇し、3月の上昇率を0.2ポイント上回った。

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中央統計局が先に発表した物価上昇率は4%で、前月よりも0.1ポイント高く、2月より0.1ポイント低かった。いずれも、国立銀行の目標値である2.5%を上回っている。

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4月の統制価格上昇率は3.5%で前月と同じだった。2月に比べると0.5ポイント低かった。

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価格変動の大きい製品を除いたインフレ率は3.6%で前月より0.2ポイント高かった。2月は4月と同じ3.6%だった。

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食品・エネルギー価格を除いたインフレ率は2.7%増と、前月より0.3ポイント、2月より0.1ポイント高かった。

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価格変動の最も大きかった上位15%と最も小さかった下位15%を除外して求めた平均値(トリム平均値)は4.2%で前月から0.1ポイント上昇し、2月から0.1ポイント下降した。

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