自動車大手スズキのハンガリー子会社がこのほど明らかにした2011年業績によると、現地生産台数は前年比1%増の17万1700台で、当初目標を達成した。一方、今年の生産見通しについては、2月に示した18万~18万5,000台から昨年並みの17万台に下方修正した。付加価値税を除く純売上高は3%増の15億8,100万フォリントに上った。
\ハンガリー子会社の販売台数は前年比0.8%減の17万1,499台で、1,052台が輸入モデルだった。輸出台数は16万8,555台で、このうち「スイフト」が6万1,123台、フィアットとの共同開発モデル「SX4」がフィアット「セディチ」と合計で6万1,864台、オペルとの共同開発モデル「スプラッシュ」がオペル「アギーラ」と合計で4万5,568台に上った。
\昨年は輸入モデルを含めた国内販売台数が前年の2,264台から1,598台に減少したが、今年は販売が好調だ。5月単月の販売台数は前年の94台から466台に急増し、新車販売ランキングで2位に躍進している。(1HUF=0.33JPY)
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