ハンガリー中央統計局(KSH)が7月24日発表した5月の小売売上は、前年同月比で2.5%減少した。1-5月累計では前年同期比1%減。国内小売業の総売上額は6億6,800万フォリントで、1-5月累計では31億300万フォリントに上った。
\小売業態別に見ると、食品・飲料・タバコ製品専門店の5月の売上は0.3%減。1-5月累計では0.6%増えた。一方、非食品小売店は4.9%減。1-5月累計では1.7%減った。5月単月で売上の落ち込みが最も大きかったのは家具・電気製品専門店で12.2%減。ガソリンスタンドは、燃料価格高騰の影響で依然として販売が低迷しており、売上が3.4%減。1-5月累計では前年同期を3.1%下回った。通信販売・ネット販売は引き続き好調で、売上が前年同月比10.2%増となった。
\前月比では季節・営業日数調整後で、食品・飲料・タバコ専門店の販売が0.4%増えた半面、非食品販売業は0.6%減、ガソリンスタンドは0.3%減となった。一方、小売とは別集計される自動車・自動車部品の販売は、2.1%増。1-5月累計では2.3%増えた。
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