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2012/8/8

ロシア

露政府が助成措置を検討、北極海油田の開発促進で

この記事の要約

メドベージェフ首相は2日、北極海における油田開発の促進に向けた助成措置の制定で、ドヴォルコヴィッチ副首相(エネルギー担当)を準備作業責任者に任命した。政府作業班と、ロシア海底油田を探索中の石油企業が共同で3カ月以内に助成 […]

メドベージェフ首相は2日、北極海における油田開発の促進に向けた助成措置の制定で、ドヴォルコヴィッチ副首相(エネルギー担当)を準備作業責任者に任命した。政府作業班と、ロシア海底油田を探索中の石油企業が共同で3カ月以内に助成案を取りまとめる。税・関税の減免が柱となる見通しだ。

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ドヴォルコヴィッチ副首相は、開発初期の段階で課税を最小にし、採掘が始まってから税負担を拡大することになるだろうと話した。10月の議会で関連法が改正される予定という。

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ドンスコイ天然資源環境相によると、優遇措置で投資が拡大すれば、2030年には北極海の石油生産が3億8,000万トン、ガスが1兆7,600億立方メートルに達すると予測される。

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なお、競争当局は、国営企業のロスネフチとガスプロムだけでなく、ロシアの民間エネルギー企業にも海底油田開発を認める方向で地下資源法を改正することを提案している。今後、政府で検討されるが、ドヴォルコヴィッチ副首相は国家が何らかの形で開発プロジェクトを監視する点では変更はないと話している。

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