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2012/8/22

ロシア

後発薬の独シュターダ、ロシアの2工場売却へ

この記事の要約

後発医薬品大手の独シュターダは7日、ロシアの2工場を第3四半期中にも売却すると発表した。2010年に開始したコスト削減プログラム「Stada-build the future」の一環として両工場の経営陣が新設予定の会社L […]

後発医薬品大手の独シュターダは7日、ロシアの2工場を第3四半期中にも売却すると発表した。2010年に開始したコスト削減プログラム「Stada-build the future」の一環として両工場の経営陣が新設予定の会社LLC DMN Investに譲渡する。取引金額は公表していない。

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売却するのはモスクワの子会社OOO Makiz Pharmaとリャザンの子会社OOO Skopin Pharmaceutical Plantが保有する全資産。シュターダは両工場での生産事業をロシアの別の工場に段階的に移管する予定で、売却後は当面、両工場から製品供給を受ける。今回の取引に伴い第3四半期の税引き前利益が約900万ユーロ押し下げられるという。

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Stada-build the futureでは従業員の約10%に当たる800人を2013年末までに削減する計画。今回の取引が成立すると同計画を前倒しで達成するという。

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