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2012/9/19

チェコ・スロバキア

チェコのLTE周波数入札に4社が名乗り

この記事の要約

チェコ通信局(CTU)は11日、次世代の携帯向け高速通信規格「LTE」に利用される無線周波数の入札に、テレフォニカ、Tモバイル、ボーダフォンノ携帯電話サービス会社3社と金融グループPPFの計4社が参加を表明したと発表した […]

チェコ通信局(CTU)は11日、次世代の携帯向け高速通信規格「LTE」に利用される無線周波数の入札に、テレフォニカ、Tモバイル、ボーダフォンノ携帯電話サービス会社3社と金融グループPPFの計4社が参加を表明したと発表した。

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LTEの受信時の最大の通信速度は3G通信の5倍以上、3G通信と比較してより快適な通信環境を実現できる。割り当てられる周波数帯は800メガヘルツ、1,800メガヘルツ、2,600メガヘルツで、最低入札額はそれぞれ74億コルナに設定されている。CTUは入札に参加を希望する企業が提出した入札申請書を審査したうえで、来月10日に入札参加企業を決定。年内に入札を実施し、落札企業には来年初頭に周波数を割り当てる。

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PPFは子会社PPFモバイルサービシズを通してチェコの携帯電話サービス市場への参入を狙っている。周波数の落札に成功した場合は、ライセンス取得から1年後をめどにサービスを開始する考えだ。800メガヘルツと1,800メガヘルツの周波数帯で独自のインフラを構築するとしており、既存の携帯サービス会社より安い利用料金とより充実したサービスを提供できると強調している。

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