ルーマニアのビール消費量は今年上半期に前年同期比で4%拡大し、839万ヘクトリットルに達した。ルーマニア・ビール醸造業協会が発表した。消費が拡大するのは4年ぶり。気温が高かったことに加え、サッカー欧州選手権の開催も消費を押し上げた。ただ、下半期の売れ行きがどう推移するか、予測は難しい。
\ルーマニアのビール消費は2009、10年の2年間で16%縮小した。11年は前年並みの1,700万ヘクトリットルを維持したものの、今年第1四半期には改めて減少していた。11年の1人当たりの消費量は89リットルだった。ビール消費の98.4%を国産品が占め、食品産業のなかでは輸入率が最も低い。
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