丸紅は18日、ウクライナから炭鉱地下水を浄化して飲料水として利用できるようにするための設備を受注したと発表した。契約規模は発表されていない。
\発注したのは環境省傘下のデルチェコインベスト。東レの技術を採用した丸紅の設備を導入することで、東部ルガンスク州における飲料水不足の改善を狙う。
\丸紅によると、ルガンスク州では廃鉱からの地下水が河川を汚染し、深刻な飲料水不足を引き起こしている。州政府は約20カ所の廃鉱から湧き出る水を飲料水として利用することで、河川の汚染を防ぎ、飲料水需要の3分の1を満たす計画だ。
\今回はこれに向けての最初のプロジェクトで、丸紅では追加受注に期待をかけている。
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