ハンガリー製薬最大手ゲデオン・リヒターが6日発表した2012年1-9月期決算は、営業利益が前年同期比25.2％減の1億3,500万ユーロに後退した。販売・マーケティング費と研究開発支出の増加が利益の圧迫要因となった。
\1-9月期の売上高は前年同期比3.6％増の8億3,470万ユーロだった。国内売上高は19.8％減の8,320万ユーロ。11年第4四半期に政府が導入した医薬品の価格制度の変更が影響した。市場調査会社IMSの調べによると、12年1-9月期の国内医薬品市場におけるリヒターのシェアは7.0％で3位だった。
\国外売上高は前年同期比7.0％増の7億5,150万ユーロに拡大した。国・地域別では欧州連合（EU）が5.2％増の3億370万ユーロ、独立国家共同体（CIS）が16.1％増の3億6,440万ユーロ、米国が28.1％減の3,600万ユーロ、その他の地域が3.9％減の4,740万ユーロだった。
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