チェコ統計局が5日発表した9月の小売売上(自動車・部品販売・サービスを含む、速報ベース)は、営業日数調整後で前年同月を0.2%上回った。9月は前年に比べ営業日が2日少なかったため、調整前では3.3%減少。前月比では0.4%増加した。
\業態別にみると、食品専門店が10.1%減。特に売上が落ち込んだのは従業員数100人以上で売上の8割以上を食品が占める専門店で、4.4%の減収となった。非食品専門店は5.6%減。その他の日用品販売業は3.6%減、情報通信機器専門店は3.5%減少した。医薬品・化粧品専門店も2.6%減。一方、衣料品・靴販売業は値引きセールなどが奏功し、昨年同月の低水準から11.6%回復した。通信販売(カタログ、オンライン)は3.9%増。文化・スポーツ・娯楽分野も引き続き好調で2.8%の増収となった。
\今年第3四半期の小売売上(自動車・部品販売・サービスを含む)は前年同期比1.3%減。自動車関連業のみでは2.8%減、食品分野は3.2%減。自動車燃料は0.8%増えた。
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