ポーランド石油大手のロトスは23日、9月の合意に基づいてポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)と共同で進めるガス田探索作業の第1段階が終了したと発表した。対象となった7鉱区のうち4鉱区について、さらなる調査を行う。両社は来年にも掘削作業に入りたい意向だ。
\両社はPGNiGが免許を保有するポーランド北部ポモージェ県および西ポモージェ県の7鉱区について、初期調査を実施。うち、4鉱区で探索作業を継続することを決定した。
\次の段階ではこれら4鉱区について行動計画を策定。鉱区ごとに採算性を分析する。また、地震探査や探査・生産井掘削の規模も決定する。
\ポーランド政府はエネルギー自給率を高める方針を掲げており、両社のプロジェクトはこれに合致するものだ。(東欧経済ニュース9月19日号「PGNiGとロトスが探索・採掘事業で提携」を参照)
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