ルーマニアではトラクターの販売が伸びている。フィアットグループ傘下の農機・建機メーカーであるCNHのスタンソン氏(ルーマニア、ブルガリア、クロアチア、セルビア担当)が現地英字紙『ビジネスレビュー』(電子版)に明らかにしたところによると、同国の2012年のトラクター販売は1,800~2,000台と、前年の1,200台を大きく上回る見通しだ。
\同国では、販売台数が伸びているほか、農家がより出力の高いトラクターを求めているという。トラクターの平均出力は現在、250馬力(hp)で、4年前の140hpに比べると大幅に高くなっているという。
\スタンソン氏は今後について、融資環境や政策にもよるが、今後5年間は成長が続く見通しで、販売台数は年5,000台に達するとの予想を示している。
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