ベラルーシのウラジミル・セマシュコ第1副首相は3日、同国における近郊電車の生産が来年9月に始まるとの見通しを示した。ルカシェンコ大統領とロシア・カリーニングラード州の公式訪問団との会談の席で明らかにした。
\ベラルーシはスイスの鉄道車両メーカー、シュタッドラーと合弁で工場を建設している。スイスの技術を採用することで、速度・効率・乗り心地を大幅に改善する。
\カリーニングラード州のニコライ・ツカノフ知事は、ベラルーシの高速旅客電車は同州にとっても重要な出来事と関心を示した。
\ベラルーシ側はカリーニングラード州で空港向け低床式バス導入から高速近郊電車の導入、州を網羅する交通網の構築までを含む交通設備の近代化を提案した。州知事はこれを受けて、2018年のサッカー世界選手権開催に向けたインフラ工事にベラルーシも参加するよう要請した。ベラルーシ側は参加に積極的な姿勢を示した。
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