独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダは12月17日、ムラダー・ボレスラフの本社工場で新型「オクタビア」の量産を開始した。3世代目となる同モデルは欧州市場で1月下旬に発売する予定。
\「オクタビア」はシュコダの主力モデルで2012年1~11月の同社の世界販売台数の約44%を占めている。新モデルは前モデルに比べて全長、幅、ホイールベースが長く、広い車内空間が特徴となっている。エンジンはガソリン、ディーゼルそれぞれ4種類(計8種類)を用意。環境技術「グリーンライン」を装備した1.6リットル・ディーゼルエンジン搭載モデル(出力81kW)では走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を89グラム、走行100キロメートル当たりの燃費は3.4リットルに抑えている。
\シュコダは2018年までに販売台数を年150万台以上に拡大する目標を掲げている。同目標の達成に向け新モデルを積極投入していく戦略で、現在から2015年までは半年に1モデルのペースで新型車やマイナーチェンジモデルを市場投入する計画を明らかにしている。
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