2013/1/9

ポーランド

PGNiG、北海で石油・ガス生産を開始

この記事の要約

ポーランドのガス最大手で国営のPGNiGが31日からノルウェー領北海のスカルフ(Skarv)鉱区で石油・ガスの生産を開始した。同社がこのほど発表したところによると、グループが本格的に海底油田・ガス田を開発したのはこれが初 […]

ポーランドのガス最大手で国営のPGNiGが31日からノルウェー領北海のスカルフ(Skarv)鉱区で石油・ガスの生産を開始した。同社がこのほど発表したところによると、グループが本格的に海底油田・ガス田を開発したのはこれが初めての例となる。

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『ガゼタ・ヴィボルチャ』紙がヒンツ副社長の話として報じたところによると、今月中にドイツ向けにガス・石油の供給をスタートする。

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PGNiGは過去5年間で、同鉱区の権益11.92%の買収を含め総額11億米ドルを投資した。今後3年間に同鉱区産の石油・ガス販売で年4億~5億ドルの収入を予定する。

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今年は石油37万トン、ガス3,000万立方メートルを販売する計画だ。石油は主にシェルに供給する。

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スカルフ鉱区はトロンハイムから北西300キロメートルに位置し、可採埋蔵量は石油1,300万トン、天然ガス液(NGL)570万トン、天然ガス430億立方メートルと推定される。オペレーターは権益23.84%を保有する英BPで、PGNiGのほか、ノルウェーのスタトイル(36.17%)、独エーオン(28.08%)も参加している。

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