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2013/2/27

ポーランド

ポーランド航空、12年は1.6億ズロチの赤字

この記事の要約

国営航空会社のLOTポーランド航空の2012年通期連結決算の最終損益は1億5,710万ズロチ(3,780万ユーロ)の赤字となり、赤字幅は前年から1,140万ズロチ膨らんだ。\ 利用旅客数は延べ497万人で、前年実績を7% […]

国営航空会社のLOTポーランド航空の2012年通期連結決算の最終損益は1億5,710万ズロチ(3,780万ユーロ)の赤字となり、赤字幅は前年から1,140万ズロチ膨らんだ。

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利用旅客数は延べ497万人で、前年実績を7%上回った。稼働率も78.1%と3.7ポイント改善した。

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旅客増にもかかわらず赤字が拡大したのは、燃料高騰でコストが1億700万ズロチも増加したためだ。また、価格競争で運賃の引き下げを余儀なくされたことも響いた。なお、ボーイングから購入した787型旅客機「ドリームライナー」の運行停止による損失はこれまでに約800万ズロチに上っている。

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政府は昨年12月、倒産回避のためにLOTへ4億ズロチの支援を行った。現在は来年の黒字復帰を目指して再編を実施するほか、投資家を探している。

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ドリームライナーについてセバスティアン・ミコシュ新社長は先ごろ、10月までは運行しない方針を示した。また、ボーイングに対して代替航空機を要求する姿勢だ。

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