ルーマニア統計局(INS)が6日発表した2012年10-12月(第4四半期)の時間当たりの労働コスト(稼働日数調整済み)は前年同期比で7.61%上昇した。前の期(7-9月)との比較では1.04%上昇した。
\労働コストを業種別に見ると、事務・サポートサービス(コンサルティングなど)が前年同期比14.62%、芸術・娯楽・リクリエーションが13.17%、小売・卸売業が9.41%と大幅上昇した。一方、宿泊・飲食業は3.58%、情報通信業は2.24%、その他のサービスは1.90%低下した。公共分野では事務職16.31%、医療・社会援助14.30%、教育13.40%などで上昇が顕著だった。
\前期に比べると、建設業が6.47%、専門職および科学・技術職が4.60%、小売・卸売業が4.13%上昇した。一方、電力・ガス・温水・空調事業は7.92%、鉱山業は6.61%低下した。
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