オーストリアの製材大手ホルツインドゥストリー・シュヴァイクホーファーは、1億5,000万ユーロを投じてルーマニアに製材所を建設する。2014年から稼働を開始し、主に日本向けに材木を出荷する。
\製材所はトランシルヴァニア地方コヴァスナ県の約70ヘクタールの敷地に建設する。出力10メガワット(MW)バイオマス熱併給発電所を併設し、材木の乾燥やペレットの生産に利用する。年間生産能力は80万立方メートルで、生産された材木の一部は、日本市場向けに集成材に加工される。製材所では650人を直接雇用するほか、関連会社などで2,000人の雇用創出効果が見込まれている。
\ホルツインドゥストリー・シュヴァイクホーファーはルーマニアに4カ所の拠点を持ち、2,500人を雇用している。
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