ハンガリー中央統計局(KSH)が22日発表したところによると、他の欧州連合(EU)加盟国に住むハンガリー国民の数は昨年、23万人となり、前年の14万3,000人から61%も増加した。移住規制が完全に撤廃されたことが背景にある。また、18~29歳の国民が移住を考えているという。
\移住先のトップはドイツで3分の1を占めた。以下、英国が20%、オーストリアが13%の順となった。ほかにはスペイン、イタリア、オランダが目的地となっている。
\KSHは、過去3年間に移住した人の数は人口の約5%に当たる40万~50万人程度で「決して多くはない」との見方を示している。
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