独電機大手のシーメンスがチェコ北部にあるトゥルトゥノフ工場の拡張工事を完了した。これによって低圧制御機器の生産を強化する。
\今回の増産措置によって輸出が10%増加し、売上高も全体として拡大する見込みだ。投資額は2億1,000万コルナ(840万ユーロ)に上った。
\チェコ事業を統括するパリセク氏によると、エネルギー産業・製造業向け製品の売れ行きは計画通りに推移している。一方で国の政策に左右されやすい建設・保健部門向けは思わしくないという。
\シーメンスはチェコ拠点のさらなる強化を計画している。同じ北部にあるレトフラトでこの夏、安全制御機器の試験センター拡張が完了する。また、ブルノ近郊のドラーソフでは発電機増産と開発センターを強化する。新工場棟を来年稼動し、再来年に拡張する。
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