ハンガリー中央統計局が5日発表した2013年4月の小売売上高(速報値、自動車・自動車部品を除く)は、前年同月比で3.4%増となり、市場予想0.6%減を大きく上回った。前月は2.9%のマイナスだった。
\品目別では食品・飲料・たばこが前年同月比3.3%、自動車燃料6.3%上昇した。非食品は横ばいだった。改定値は25日に発表される。
\経済ニュースサイト『portfolio.hu』は今回の統計結果について、実質賃金と実質年金の増加に加えて外貨ローンの返済額の減少によって可処分所得が増え、13年は国内消費が拡大するという見通しが裏付けられたとしている。ただ、今年に入ってから速報値と改定値に大きな乖離が見られる場合が多いため、25日に発表される改定値の発表を待って判断すべきとの見方を示した。
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