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2013/7/17

ポーランド

石炭大手KWの発電所建設に日中韓3社が応札

この記事の要約

ポーランドの石炭大手コンパニア・ヴェングロヴァ(KW)はこのほど、石炭火力発電所建設に向けた入札で、三井物産と韓国のサムスンC&T、中国の山東電力集団公司(SEPCO)の3社が応札したと発表した。KWは3社から […]

ポーランドの石炭大手コンパニア・ヴェングロヴァ(KW)はこのほど、石炭火力発電所建設に向けた入札で、三井物産と韓国のサムスンC&T、中国の山東電力集団公司(SEPCO)の3社が応札したと発表した。KWは3社から提出された提案書の内容を検討し、年末までにどの企業に独占交渉権を付与するかを決定する。

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石炭火力発電所は上シロンスク地方のボラにある廃坑となったチェツォット炭鉱に建設される。出力は1,000メガワット(MW)で、2019年の稼働開始を予定している。投資額は15億ユーロと推定される。チェツォットでは当初、独エネルギー大手RWEが800MWの発電所を建設する計画だったが、経済危機の長期化を理由に2010年に撤退した。

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