ハンガリー中央統計局（KSH）が19日発表した2013年5月の名目賃金は平均23万2,084フォリントとなり、前年同月比で3％上昇した。経済ニュースサイトportofolio.huによると、インフレ率を加味した実質でも2.5％の上昇。税金と社会保険料を除いた手取りは4.4％増の15万2,015フォリント（名目）だった。
\名目賃金を部門別でみると、民間は3.8％増の24万5,772フォリントと、平均を上回る伸びを記録した。一方、公共部門は雇用対策で職業訓練生の受け入れ数が2万人から15万人に急増したことから、1.6％増の20万4,683フォリントと小幅な伸びにとどまった。正規職員の賃金は3.3％増の24万724フォリントと、民間部門との差が小さいが、職業訓練生（1－5月期）は7万8,100フォリントと大幅に低い。非営利部門は2.7％増の20万6,905フォリントだった。
\名目賃金が最も高かった業界は金融・保険で、45万7,425フォリントに上った。これにエネルギー（45万6691フォリント）、情報・通信技術（41万1807フォリント）が続いた。最も低かったのは林業・製材業（12万6,828フォリント）、健康・社会サービス（14万5,273フォリント）だった。
\（1HUF＝0.45JPY）
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