欧州復興開発銀行(EBRD)は15日、ルーマニアの水道施設改善事業に2,720万ユーロを融資すると発表した。安全な水道水の確保と効率的な下水道システムの構築を支援するのが狙い。
\融資は欧州連合(EU)の結束基金の下で実施されるEUとルーマニア政府、自治体政府による協調融資プログラムの一環と行われるもので、バカウ県とマラムレシュ県の水道会社に1,640万ユーロ、1,080万ユーロをそれぞれ供与する。
\EBRDのマルケ理事(自治体および環境インフラ担当)は、「水質は生活の質に直結するものであり、水道会社のサービス向上に投資することで、EBRDはルーマニアの人々の生活を変えることに貢献する」と述べている。EBRDはこれまでに、ルーマニアの15の県で水道施設改善事業に融資を行なっている。
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