チェコで自動車の寿命が伸びている。チェコ自動車工業会(SAP)が24日発表した2013年上半期の国内登録乗用車の平均車齢は14.06年で、前年の13.9年を上回り過去15年間で初めて14年を超えた。
\車齢が10年を超える乗用車の比率は前年末の60.96%から61.71%に拡大し、15年超はほぼ35%を占めた。チェコの平均車齢が非常に高いのは新車に買い替える動きが鈍いためだ。SAPによると昨年の買い替え率は中古車を含めると約8%だが、新車のみでは3.82%にとどまる。
\6月末時点の乗用車登録台数は昨年末に比べ約5万7,000台多い475万6,000台だった。ブランド別に見ると、国産ブランドのシュコダが158万3,203台で全体の3分の1を占め、フォードが35万4,886台、フォルクスワーゲンが31万6,707台で続く。上位12ブランドが全体の78.4%を占めた。
\他の車種の平均車齢も伸びており、大型トラックが17年、軽量トラックが10.16年、バスが14.75年だった。
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