2013/8/7

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

エティハド航空、セルビアJAT航空に資本参加

この記事の要約

アラブ首長国連邦(UAE)の国営航空会社、エティハド航空は1日、セルビア政府と国営航空会社JAT航空に関する戦略的パートナーシップ協定を結んだと発表した。エティハドはJATの株式49%を取得するほか、5年間にわたって同航 […]

アラブ首長国連邦(UAE)の国営航空会社、エティハド航空は1日、セルビア政府と国営航空会社JAT航空に関する戦略的パートナーシップ協定を結んだと発表した。エティハドはJATの株式49%を取得するほか、5年間にわたって同航空のマネジメントを担当する。

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協定によると、エティハドとセルビア政府はまず、JATにそれぞれ4,000万米ドルを投じる。エティハドの貸付金は2014年1月1日に株式に転換される。両者はまた、それぞれ6,000万ドルの追加投資資金も用意する。これらはJATの運転資金とネットワーク拡充に活用される。

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JATは10月1日から社名を「エア・セルビア」に変更し、機体デザインなどブランディングも刷新する。就航先も現在の33都市から拡大し、新たに12都市(アブダビ、バニャルカ、ベイルート、ブカレスト、ブダペスト、カイロ、キエフ、リュブリャナ、プラハ、ソフィア、バルナ、ワルシャワ)に乗り入れる。機材は既存のボーイングB737-200型機10機を退役し、ナローボディ機をリースで導入。長期的には10機のナローボディ機を購入する計画だ。

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エティハドは他社への資本参加を積極的に進めている。JATはエアベルリン、エアセイシェル、ヴァージン・オーストラリア、エアリンガス、ジェットエアウェイズに続きエティハドが資本参加する6番目の航空会社となる。

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