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2013/9/25

ポーランド

タブレットPC、国内メーカーがシェア4割 

この記事の要約

市場調査会社Contextがこのほど実施した調査によると、今年上半期にポーランド国内で販売されたタブレットPCで、国内メーカーのシェアが41%に上ったことが分かった。グローバル・ブランドのサムスン(33%)やエイサー(5 […]

市場調査会社Contextがこのほど実施した調査によると、今年上半期にポーランド国内で販売されたタブレットPCで、国内メーカーのシェアが41%に上ったことが分かった。グローバル・ブランドのサムスン(33%)やエイサー(5.8%)、アップル(5.5%)を国内メーカーの合計が上回った。

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ポーランドでタブレットPCの販売が開始されたのは、わずか2年ほど前。国内メーカーではNTTシステムやマンタ、ABCデータなどが同市場に参入した。2012年の年間販売台数は約88万台だったが、2013年は上半期(1-6月期)だけで70万台に達した。

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ポーランドの国内メーカーは、タブレットPCの製品ラインナップを急激に拡大させている。昨年12月に同市場に参入したNTTシステムは、今年に入って新たに11モデルの販売を開始した。LARK Europaも今年、すでに14モデルを投入しており、現在さらに4モデルの追加を準備しているという。

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ポーランドで国産タブレットPCが人気を博しているのは、低価格であるということが大きい。国産モデルのほとんどが1,000ズルチ(238ユーロ)以下で購入できる。ただ、グローバル・ブランドも価格攻勢を強めているため、国産モデルが今後競争力を維持していくのは難しいとみられている。

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