ロシア自動車大手のGAZグループは12日、同国西部のニージニー・ノブゴロド工場で三菱自動車の中型SUV「パジェロスポーツ」に使用するフレームの生産を開始したと発表した。三菱自動車と仏PSAプジョー・シトロエンが合弁で運営するカルーガ州の組立工場ピーシーエムエー・ルス(PCMA Rus)に供給する。
\GAZはフレームを溶接し、錆止め塗装を施した後、PCMA Rusに納品する。ニージニー・ノブゴロド工場では今回の受注を受け、新たな溶接機や空気清浄機などを導入したほか、リン酸塩処理および電気泳動法による錆止め塗装の設備を整備・近代化した。溶接用の治具と点検装置は三菱自動車から供給を受けたとしている。
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