中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2013/10/16

総合・マクロ

EU住宅価格指数、4‐6月期は1.3%低下

この記事の要約

欧州連合(EU)の欧州委員会が10日発表した2013年第2四半期の域内住宅価格指数(HPI、速報値)は、前年同期に比べ1.3%低下した。ユーロ圏に限ると下げ幅は2.2%とEU平均を上回った。前期比ではEUで0.4%、ユー […]

欧州連合(EU)の欧州委員会が10日発表した2013年第2四半期の域内住宅価格指数(HPI、速報値)は、前年同期に比べ1.3%低下した。ユーロ圏に限ると下げ幅は2.2%とEU平均を上回った。前期比ではEUで0.4%、ユーロ圏で0.3%、それぞれ上昇した。

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国別でみると、前年同期比で最も上昇が著しかったのはラトビアで8.8%。これにエストニア(8.1%)、ルクセンブルグ(5.1%)が続いた。

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逆に最も下落したのはクロアチアで19.7%も低下した。スペインとオランダもそれぞれ10.6%、7.5%減少した。

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他の中東欧諸国では、リトアニアが2.4%、スロバキアが1.2%、それぞれ増加した。

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一方で、スロベニア(4.6%減)、ハンガリー(4.5%減)、ブルガリア(2.2%減)、チェコ(0.8%減)は低下した。ポーランドはデータが公表されていない。

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