2014/1/22

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

トルコ乳業ジュータス、マケドニア工場の生産能力拡張

この記事の要約

トルコの乳業大手ジュータス(Sütas)がマケドニアの生産拠点を強化する。同社の工場があるスコピエ市の商工会議所がこのほど明らかにしたところによると、年間生産能力を7,000万トンから1万4,000トンに倍増する計画だ。 […]

トルコの乳業大手ジュータス(Sütas)がマケドニアの生産拠点を強化する。同社の工場があるスコピエ市の商工会議所がこのほど明らかにしたところによると、年間生産能力を7,000万トンから1万4,000トンに倍増する計画だ。同時に、製品の多角化や品質向上も図る。投資額は明らかにしていない。

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ジュータスは経営破たんした現地乳業スウェードミルクを2012年に買収し、マケドニアへの事業進出を果たした。13年秋には欧州復興開発銀行(EBRD)から総額5,000万ユーロの長期融資を取り付けた。資金は本国トルコの生産拠点強化に充てるほか、マケドニアとルーマニアの工場にも設備投資や運転資金として投入する。

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