仏建材大手サンゴバンの建材用繊維子会社アドフォース(Adfors)が、チェコの生産拠点を強化する。中東欧オンライン情報サイト『nov-ost.info』によると、中部に位置するリトミシュル工場のグラスファイバー生産能力を現行の15%増の8,000トンに引き上げる計画という。投資額は2億7,500万コルナ。
\ガス炉2基の刷新および拡張を中心に今年秋に着工し、2015年1月の完成を見込む。工場拡張後は20人の増員を計画する。
\リトミシュル工場は1999年にグラスファイバーの生産を開始し、現在、製品の85%を輸出する。今年3月にはアスファルトの補強などに使用される特殊ネットの製造ラインが完成し、グラスファイバー加工製品の製造にも着手する。(1CZK=54.10JPY)
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