2014/2/19

チェコ・スロバキア

VIG、チェコ事業が好調

この記事の要約

中東欧保険最大手であるオーストリアのウィーン・インシュアランス・グループ(VIG、)のチェコ事業が好調だ。同社が11日発表した現地子会社3社(コオペラティバ、チェコ保険、チェコ貯蓄金庫保険(CPS))の2013年の総保険 […]

中東欧保険最大手であるオーストリアのウィーン・インシュアランス・グループ(VIG、)のチェコ事業が好調だ。同社が11日発表した現地子会社3社(コオペラティバ、チェコ保険、チェコ貯蓄金庫保険(CPS))の2013年の総保険料収入は前年比3.3%増の500億コルナに上った。市場シェアは33.1%を確保し、国内保険最大手の地位を強化している。

生命保険事業の保険料収入は前年比7.5%増だった。市場が低迷する中で大幅増を達成したのは、オーストリア大手銀行エルステ銀の現地子会社と提携し、販売力を強化したことが大きい。

チェコはVIGの保険料収入の2割を占める国外最大の市場で、1990年にコオペラティバ、2005年にチェコ保険(CPP)、08年にCPSに出資し傘下に収めたほか、08年には再保険でも市場参入している。(1CZK=5.15JPY)

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