2014/2/19

ロシア

ロシア、民営化計画を再開

この記事の要約

ロシアのメドベージェフ首相は17日、民営化計画を再開する方針を表明した。通信のロステレコムや海運のソヴコムフロットを含め、年内に2,000億ルーブル(40億ユーロ)規模の売却を狙う。ただし、市場動向を勘案した上とし、安売 […]

ロシアのメドベージェフ首相は17日、民営化計画を再開する方針を表明した。通信のロステレコムや海運のソヴコムフロットを含め、年内に2,000億ルーブル(40億ユーロ)規模の売却を狙う。ただし、市場動向を勘案した上とし、安売りはしないとの立場を明確にした。

ロシアは2010年に総額500億米ドルの大規模な民営化計画を発表した。経済に対する国の影響力を縮小し、投資環境を改善させる狙いだった。しかし、株式市場の不振や国内保守派の反対で、思うように進んでいない。

ロシアの経済成長率は昨年、1%強にとどまった。プーチン大統領の選挙公約実現に必要な財源を確保するには、民営化収入が必要となっている。

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