2014/3/19

チェコ・スロバキア

シュコダの新SUV、チェコで生産へ

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)が、シュコダブランドの新しいスポーツ用多目的車(SUV)「スノーマン(仮称)」をチェコで製造する方針を固めたもようだ。来年末からシュコダ自のクヴァシニ工場で生産する。翌年にはセアトブランドでも […]

独フォルクスワーゲン(VW)が、シュコダブランドの新しいスポーツ用多目的車(SUV)「スノーマン(仮称)」をチェコで製造する方針を固めたもようだ。来年末からシュコダ自のクヴァシニ工場で生産する。翌年にはセアトブランドでも生産を開始する。関連投資額などの詳細は明らかになっていない。

VWは、新型車の生産地の候補としてチェコとスペインを検討していた。現地紙『ムラダ・フロンタ・ドネス』によると、賃金水準の低さに加え、従業員との関係が良好であることがチェコに有利に働いた。

製造車種の増加で従業員は数百人増えるとみられている。部品業界など関連企業も含めた雇用創出効果はさらに大きい。

シュコダ自は1991年にVWの傘下に入った。クヴァシニ工場では、「スペルブ」、「イェティ」、「ルームスター」を生産している。