ポーランドの合成樹脂製容器メーカー、プラスト・ボックスが18日発表した2013年12月通期連結決算の最終利益は約680万ズロチ(160万ユーロ)となり、前期比で41.9%拡大した。売上高は19.2%増の1億4,690万ズロチ(3,920万ユーロ)、営業利益は40%増の1,150万ズロチ(270万ユーロ)に、それぞれ拡大した。
本社単体では売上高1億1,300万ズロチ、営業利益610万ズロチ、純益340万ズロチで、子会社が業績向上に大きく寄与したことがうかがえる。
ウクライナ北部のチェルニヒウに拠点を構える生産子会社は、事業拡大で特に重要な役割を果たしている。現時点では政情不安による業績への影響はないが、状況が悪化すればプラスト・ボックスが成長を維持するのが難しくなりそうだ。