2014/5/14

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

仏製薬大手サノフィ、医薬品22種の生産をルーアニアに移管

この記事の要約

仏製薬大手サノフィは2013年に、22種の医薬品の生産・包装事業をルーマニア子会社ゼンティバのブカレスト工場に移管した。同社が先ごろ明らかにしたところによると、現在はさらに30種の製品の移管作業が進行中だ。 ゼンティバ・ […]

仏製薬大手サノフィは2013年に、22種の医薬品の生産・包装事業をルーマニア子会社ゼンティバのブカレスト工場に移管した。同社が先ごろ明らかにしたところによると、現在はさらに30種の製品の移管作業が進行中だ。

ゼンティバ・ルーマニアは従業員数が483人。ブカレスト工場は年間4,800万ユニットの医薬品を生産している。製品の約2割を国外に出荷しており、昨年は25種の製品をフランス、イタリア、ドイツ、ポルトガル、ブルガリア、チェコ、スロバキア、ハンガリーに輸出した。13年の純利益は4,030万レウ(910万ユーロ)と前年から25%の増益となった。今年は昨年比18.6%増の4,780万レウを見込んでいる。

ヘルスケアリサーチ大手のセジデムによると、サノフィのルーマニア医薬品市場におけるシェアは7%と、スイスのロシュ・グループに次いで2位につけている。