ブルガリア国営ガス輸送会社ブルガルトランスガスはこのほど、天然ガスパイプラインの建設プロジェクトで、欧州復興銀行（EBRD）が運営管理するコズロドイ国際廃止措置基金（KIDSF）から1,100万ユーロの交付を受けると明らかにした。
建設されるパイプラインは3本で、スヴィシュトフ、パナギュリシテ、ピルドプ、バンスコ、ラズログに整圧所を設置する。2016年に完成し、12自治体の約10万4,000人に住民にガス供給を開始する。総工費2,179万ユーロのうちKIDSFからの交付金を除く1,070万ユーロはブルガルトランスガスが負担する。
KIDSFは、コズロドイ原子力発電所の廃止に伴う影響緩和を目的に、欧州各国からの資金援助により設立された.
