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2014/6/25

ポーランド

PKPカーゴの株価一時急落、PKPの持ち株放出で

この記事の要約

ポーランド国鉄(PKP)が、貨物部門PKPカーゴの持ち株の一部を機関投資家に売却するとの報道を受け、PKPカーゴの株価が17日、一時急落した。 PKPは、PKPカーゴの持ち株763万株ついてアクセレレーテッド・ブックビル […]

ポーランド国鉄(PKP)が、貨物部門PKPカーゴの持ち株の一部を機関投資家に売却するとの報道を受け、PKPカーゴの株価が17日、一時急落した。

PKPは、PKPカーゴの持ち株763万株ついてアクセレレーテッド・ブックビルディング(ABB機関投資家を中心に短期間でブックビルディングを行う方式)を実施。売出価格は1株76.5ズロチに決定した。このニュースを受け、ワルシャワ証券取引所でのPKPカーゴの取引価格は一時、前日の終値から6.3%安の74.75ズロチと、昨年10月の上場以来最安値をつけた。その後は値を戻し、1%安の79ズロチで引けた。

PKPは昨年10月、PKPカーゴの持ち株2,090万株を放出し、持ち株比率を50%に引き下げた。