2014/7/2

ポーランド

欧州復興開発銀、ポーランドの投資会社に出資

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は6月24日、ポーランドの投資会社アルトゥスの株式公開(IPO)に伴い、同社に最大5,000万ズロチ(1,200万ユーロ)を投資すると発表した。EBRDが投資信託会社を支援するのは今回が初めて […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は6月24日、ポーランドの投資会社アルトゥスの株式公開(IPO)に伴い、同社に最大5,000万ズロチ(1,200万ユーロ)を投資すると発表した。EBRDが投資信託会社を支援するのは今回が初めて。

アルトゥスは36のファンド、総額5億ズロチを運用する。今月、ワルシャワ証券取引所に上場し、最大1億9,300万ズロチを調達する計画だ。EBRDは公開株の20%を限度に投資する方針で、アルトゥスへの出資比率は5~10%となる見通し。

EBRDは1991年に旧ソ連諸国における市場経済への移行を支援する目的で設立された。ポーランドにはこれまでに総額70億ユーロ弱(95億ドル)を投資している。