2014/7/9

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

コソボの高速建設工事、米とトルコの企業連合が受注

この記事の要約

コソボの社会基盤省は1日、首都プリシュティナとマケドニア国境を結ぶ高速6号線の建設工事に関する契約を、米建設大手ベクテルとトルコ同業エンカの企業連合と交わしたと発表した。 コソボで建設される2本目の高速道路となる高速6号 […]

コソボの社会基盤省は1日、首都プリシュティナとマケドニア国境を結ぶ高速6号線の建設工事に関する契約を、米建設大手ベクテルとトルコ同業エンカの企業連合と交わしたと発表した。

コソボで建設される2本目の高速道路となる高速6号線は全長60キロメートルで、総工費は8億2,000万米ドルを見込む。ベクテルとエンカは2010年にコソボ初の高速道路である高速7号線の建設工事を10億ドルで受注、13年に引き渡しを完了している。

コソボのムジョタ社会基盤相は、「(高速6号線は)コソボにとって2番目の交通の大動脈となり、コソボはギリシャとアルバニアの港湾からの輸送の交差地点となる」と指摘。「輸送リンクの改善は新たなビジネスを開拓し、長期的な経済成長を達成するために不可欠だ」と語った。