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2014/8/6

ポーランド

墺インモフィナンツ、ポーランドとチェコの物流用不動産事業から撤退

この記事の要約

オーストリアの不動産開発大手インモフィナンツは7月28日、ポーランドとチェコの物流用不動産事業から撤退することを明らかにした。両国に所有する2つの物件を3,320万ユーロで売却し、主力市場であるドイツ、ルーマニア、ロシア […]

オーストリアの不動産開発大手インモフィナンツは7月28日、ポーランドとチェコの物流用不動産事業から撤退することを明らかにした。両国に所有する2つの物件を3,320万ユーロで売却し、主力市場であるドイツ、ルーマニア、ロシアに経営資源を集中する。

ポーランドではワルシャワの「ボクセルスカ・ディストリビューションパーク」(施設総面積1万7,500平方メートル)を英国のUK&ヨーロピアンインベストメンツに売却し、残る2物件も売却する計画だ。チェコではプラハの「ウエストポイント・ディストリビューションパーク」(6万4,000平方メートル)を現地セントラル・グループに売却し、今後は小売およびオフィス用不動産事業に注力するという。

インモフィナンツは今回売却した規模の物流用不動産物件を3都市に所有する。また、ルーマニアに総額7億ユーロ相当の不動産施設88件を保有している。